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仮想通貨を貸し出すってどういうこと？しかも、本当に貸すだけでお金が増えるの？
仮想通貨の投資は、「値上がり」だけで稼ぐと思っている方が多いです。
しかし、実は買った仮想通貨を貸し出すだけで、利息を受け取ることができるサービス「レンディング（貸仮想通貨）」というものがあります。
もちろん、難しいチャート分析やトレードスキルなんてものは必要ありません。
やることは、仮想通貨を貸し出して待つのみです。
しかし、仮想通貨を貸し出すということは、もちろんリスクもあります。
そこでこの記事では、レンディング（貸仮想通貨）について、メリット・デメリットも合わせて、丁寧に解説します。
目次
レンディング（貸仮想通貨）とは？
レンディングとは、今保有している仮想通貨を取引所に一定期間預けて、利息を受け取るサービスのことです。
貸し出すといっても難しいことではなく、銀行にお金を預けるのと同じような感覚です。
ただ、銀行と違うのは利息のパーセンテージ、利率です。
銀行ではあり得ない年率
現在の銀行の年率は0.001%と言われており、例えば10万円を1年間預けたとしても、利息は1円にしかなりません。
しかし、仮想通貨取引所でレンディングを利用すると、年率1%〜5%の利息を受け取ることができ、10万円を1年間預けると、5,000円も増えるのです。
実際に、大手銀行とコインチェックの利率を比べてみました。
| 取引所・銀行 | 年率 |
| コインチェック | 1〜5％ |
| 三菱UFJ銀行 | 0.001% |
| 三井住友銀行 | 0.001% |
| みずほ銀行 | 0.001% |
| ゆうちょ銀行 | 0.001% |
この通り、仮想通貨のレンディング利率がどれだけ高いかが分かります。
シュミレーションしてみると
コインチェックでは、下記のようにレンディングでどれくらい利息を受け取ることができるのかシュミレーションをすることができます。
例えば、
- 10万預けると、1年後には5,000円の利息
- 50万預けると、1年後には25,000円の利息
- 100万預けると、1年後には50,000円の利息
一般的な大手銀行と比べてみても、この差です。
| 1年間預けた場合 | コインチェック (年率5%) |
三菱UFJ銀行 (年率0.001%) |
| 10万円 | 5,000円 | 1円 |
| 50万円 | 25,000円 | 5円 |
| 100万円 | 50,000円 | 10円 |
銀行に、100万円を貯めていても1年間で10円にしかならないのに対し、コインチェックのレンディングを使えば1年で5万円にもなるのです。
僕はこの事実を知って、銀行にお金を預けるのがばかばかしくなりました。
銀行をはるかに超える利息がもらえるレンディングサービスですが、もちろんメリット・デメリットがあります。
そこでまずはデメリットから見ていきましょう。
レンディングのデメリット
価格変動のリスクがある
レンディングで貸し出した仮想通貨自体の数量が変動することはありません。
しかし、仮想通貨の価格は日々変動します。
＜0.01BTCを貸し出した場合＞
貸し出したとき：1BTC ＝ 5,500,000円
1年後：1BTC = 5,200,000円に下がった
- 貸し出した当初は、0.01BTC＝55,000円
- 貸し出し期間を終えて戻ってきた時、0.01BTC＝52,000円
このように、貸し出した期間が終了し、通貨が手元に戻ってきたときには価格が下がっているということもあります。
しかし逆に、貸し出したときより、価格が上がっている可能性も十分にあり得るということです。
特にビットコインやイーサリアムの主要コインは、これからも価値が上がり続けると言われているので、そういった通貨でレンディングするといいかもしれません。
貸出中は自由に売却できない
貸し出した通貨は、期間が終わるまで手元に戻すことができません。
つまり、価格が高騰して利確したいと思ったり、反対に暴落して損切りしたくなった場合も、その通貨を取り出して売却することはできないということです。
しかし、これに関しては問題なしです。
なぜなら、貸し出す「期間」は自分で決めることができるから。
- まずは試しに1ヶ月だけ
- 慣れてきたから3ヶ月貸し出そう
- 長期保有するつもりだから1年間貸し出しても問題なし
このように、自分の都合に合わせて貸し出しができると安心ですよね。
取引所が潰れてしまうリスク
仮想通貨の取引所自体が倒産してしまうと、貸している仮想通貨自体も返金されるか不明です。
一般的な銀行の場合、預金口座は個人で1,000万円までは保障してくれます。
ただし、レンディングサービスではそういった明確な金額保障はありません。
しかし、これから仮想通貨市場はどんどん伸びていきます。
なので、大手仮想通貨取引所（コインチェック、ビットフライヤー、GMOコインなど）を使えば、まず倒産の心配はありません。
レンディングのメリット
銀行に預けるよりも資産が増える
冒頭でもお伝えをしましたが、レンディングは、銀行の利息よりも大きな利率を受け取ることができます。
一般的な銀行の利率が0.001%なのに対して、コインチェックのレンディングは年率1〜5%。
つまり、普通にお金を銀行に預けておくよりも、1000倍〜5000倍のリターンが見込めるのです。
ほったらかしでOK
やることは、ただ通貨を貸し出すだけ。
通貨を選択し、期間を設定して、申し込みをしたらあとは放置で期間満了の日を待つのみ。
他に何かする必要はありません。
なので、銀行の預金だけだと物足りない、けどそこそこ稼ぎたい人にとって、このレンディングはすごく相性がいい投資方法なのです。
知識やトレードスキルが不要
先ほどもご紹介した通り、やることは通貨を貸し出すだけ。
仮想通貨の知識や、トレードスキルは一切不要です。
チャートを見る必要もないので、そのための勉強も不要です。
まさに、初心者の方にはもってこいですね。
持ち逃げされるリスクがない
個人同士で貸し借りを行った場合、相手方と連絡がとれなくなって、結果資産を失うリスクが高いです。
しかし、取引所を通しての貸し借りは「消費貸借契約」の契約締結を行うので、法律的に貸し手、借り手の双方が安心してレンディングを行うことができます。
レンディングができる取引所
レンディングの利用が可能な取引所は下記の3つですが、おすすめは年率が高いコインチェック（Coincheck）です。
| 取引所 | 年率 |
| コインチェック | 最大5% |
| bitbank | 最大3% |
| GMOコイン | 最大3% |
気になった方は、ぜひコインチェックでレンディングを始めてみてください。
コインチェックで口座開設する方法は、下記の記事で分かりやすくまとめていますので、参考にしてみてください。
【まとめ】ある程度保有したらレンディングしよう
今回は、レンディング（貸仮想通貨）について、メリットやデメリットをご紹介しました。
最後にまとめると、
＜レンディングサービスとは？＞
保有している仮想通貨を貸して、利子を受け取るサービスです。
＜デメリット＞
「銀行にお金を預けているだけ」「仮想通貨を買ったけどずっとガチホしている」という方は、レンディングサービスを利用してみてはいかがでしょうか？
なにもしていない間も、レンディングにより「ほったらかし投資」が可能です。
