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こんにちは、モア像(@two_2_more)です。
皆さん!海外旅行に行った際、ホテルに着いたらまず何をしますか?
広いベットにダイビングするに決まってるじゃん!
そのあとは、トイレやバスルームを確認して、部屋からの景色を楽しむかな!
それ、実はすごく危険な行為って知ってますか?
モア像の友達に、現役CAとして海外の航空会社でお仕事をされている男性の方がいるのですが、その方は仕事上本当に沢山の国を訪れていて、もちろん治安のすごく悪い国に行くことも少なくないそうです。
そして、そんな治安がものすごく悪い国で観光をしていたりすると、やはりひったくりや盗難の被害に合うことも珍しくないようです。
そんな彼いわく、観光地を訪れている際はもちろん皆さん少しは気を張っているのですが、ホテルに入った瞬間に気が緩むそうなんです。
僕も、どんな治安の悪い国でもホテルに入ったら安心でしょ?
って正直思っちゃいました。
しかし、実はみなさんが危険に晒されているのはホテルにチェックインして部屋に入った時だそうです。
これは、ほとんどの日本人が海外旅行で全く気にしていないこと!でも絶対に確認しないとすごく危険!
と彼は言います。
そこで、今回は海外旅行でホテルに泊まる際に、99%の日本人がしていない、またしないと危険に晒されるかもしれない4つの確認するべきことをご紹介します。
目次
【海外旅行】ホテル滞在時に絶対確認するべき4つのこと【現役CAから教わる】
部屋全体を確認する
フロントで鍵をもらって部屋に入ったら、まず鍵をかける前に部屋全体を確認して下さい。
また、その確認の段階で何かあった際に逃げる場所を作っておくことが大切です。
なので、まず鍵をかける前に自分の荷物などでドアをおさえて半開きの状態にしておきます。
その状態を作れたら部屋を確認してきましょう。
でも、何を確認するの?
などと思われた方!
どこかに人が隠れていないかどうかを確認して下さい。
確認するべき箇所はこちら
- クローゼット
- シャワールームのカーテン裏
- ベッドの下
- 窓のカーテン裏
何かで隠れていて、人が入れそうなところは全てです。
「誰かが隠れていて襲われた」なんて、治安の悪い国では無きにしもあらずです。
また、まずは部屋に入ったら入り口のドアを半開きの状態にしておくのもこの為です。
もし誰かが隠れていて襲われそうになった場合、そこが逃げ道や助けを呼ぶ非常口になるのです。
なので、まずはホテルの部屋に入ったらこれを確認するようにしましょう。
ドアガードがされているか
ドアガードとは、ドアの鍵の上部についている下記のような特殊な防犯対策用の鍵で、U字ロックやチェーンでできたドアガードもあります。
なぜ、この鍵をかけないといけないのか?
それは、単純に誰かが入ってくる可能性があるからです。
ちゃんとドアの鍵をかけていればドアガードなんてしていなくても大丈夫じゃない?
と思われた方も多いですよね?
海外のホテルをなめてはいけません。
単純に、「同じ部屋の鍵を渡してしまった」「ダブルブッキングをしてしまった」などで、見ず知らずの人が自分の部屋に入ってきた、というのは海外では良くある話です。
こればっかりは、皆さんの努力だけでは避けられません。
現役CAの友達は、その航空会社で現在約2年ほどお仕事をされているそうなのですが、彼が覚えているだけでこういったことが2回は起こったそうです。
しかもシャワーを浴びているときや、朝方まだ寝ているときに!
そんな時にドアガードがちゃんとかかっておらず、もし中に入ってきた人があなたを襲ってきたとしても、おそらく抵抗できないですよね?
時々シャワーを浴びている時でも、心配になってちゃんとドアガードがかかっているか全裸で確認しに行くときもある。
なので、それくらい大切なことになりますので、万が一のためにもドアの鍵はもちろん「ドアガード」もしっかりかけるようにしましょう。
ベッドバグがいないか
ベッドバグとは?
日本では「トコジラミ」と呼ばれており、吸血系の寄生昆虫です。一般的に夜間に吸血する場合が多いですが、厳密には夜行性ではなく、暗ければ昼間でも吸血します。
別名「南京虫(なんきんむし)」や「床虫(とこむし)」とも呼ばれています。
このベッドバグは吸血する際に唾液を宿主の体に注入し、その唾液の中に含まれる物質によりアレルギー反応を起こして、激しいかゆみが生じます。
また、その噛まれた痕は1週間〜2週間以上消えません。
僕もカナダでワーホリをしていた頃、ほとんどをシェアハウスで生活したのですが、新しいシェアハウスに引っ越しをするときは必ずこのベッドバグがいないか確認をしました。
どんなに綺麗に見えるホテルでも、衛生面まではこちらで判断できません。
「自分が泊まる部屋にどんな人が泊まっていたのか」「どんな生活をしている人が泊まっていたのか」なんてのはあなたには分かりません。
また、このベッドバグは羽を持っていないため、自力では長距離を移動することはできません。
しかし、誰かの服についていたベッドバグが、ホテルについた際にカーペットに住み着いて、カーペットから自力で移動してベッドに住み着いて、などと分布を拡大する、いわば遊牧民族のようなものなのです。
でも、どうやってベッドバグを見つけるの?
ベッドバグの探し方
シーツを全てめくってマットレスの端の方、もしくは枕に下記のようなものがないか確認して下さい。
- 黒い点々のようなシミはないか
ベッドバグは人間の血液を吸血するため糞の色が黒いです。なので、黒いシミのような汚れが沢山あるようであればベッドバグの住みかになっている場合があります。
- 卵のようなものはないか
ベッドバグは寿命が1年と言われており、その1年間に約500個の卵を産むと言われています。また、この卵の大きさは1mmくらいで乳白色と言われており、目視でも十分見つけることができるものです。
もし、このようなものを見つけたのであれば、早急に部屋を変えてもらいましょう。
もし、部屋を変えられないと言わらたなら、ホテル自体変えることを僕はおすすめします。
また、上記のようなものは見つからなかったけど、なんか心配だなぁと思う方は、ホテル側に掃除機を借りて全てを吸ってしまうか、アイロンを借りてベッドを念入りに熱処理しましょう。
日本ではあまり知られていない場合がほとんどですが、海外ではこのベッドバグはかなり有名です。
なので、必ず自分が寝るベッドに「ベッドバグ」が住み着いていないかを確認しましょう。
荷物は床に置かない
海外旅行などでは、スーツケースに自分の服などを入れて持っていかれる方がほとんどですよね?
そんなあなたの衣類などが入ったスーツケースを床に置いたままにしていて、もしその床にベッドバグがいた場合、翌日にはあなたのスーツケースはベッドバグの住みかになっているでしょう。
バッグが襲われたということは、中に入っている衣類も全て危ないです。
ベッドは毎回綺麗にされているとしても、床まで完璧に掃除されているかなんて分からないですよね?
なので、念の為にも自分の荷物は全て床に置かずに、椅子などの床から離れた場所に置くようにしましょう。
【まとめ】ホテル滞在時にはこの4項目を絶対に確認して快適な旅行をしましょう
再度、確認するべき4つの項目を下記にまとめました。
- まずは部屋全体を見て人がいないかを確認
- メインの鍵以外にドアガードがされているかを確認
- ベッドバグがいないかを確認
- 自分の荷物が床に置き去りにされていないかを確認
これらを確認して初めて、快適なホテル滞在をすることができると言っても過言ではないでしょう。
また、今回お話を聞かせてくれたモア像の友達(現役CA)はYouTubeでこのトピックについて動画を配信されています。
興味のある方はご覧下さい。
また彼のチャンネルはこちらから:リキリシャスRickilicious