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こんにちは、モア像(@two_2_more)です。
国が違えば文化も違うのは当たり前。今からカナダに旅行を控えている、もしくは留学やワーホリを控えている。でもそんなカナダの文化ってご存知ですか?
今回は渡航前に知っておくべきカナダの文化7つをご紹介します。
目次
カナダと日本の文化の違い【知らないと驚く7つのこと】
僕はカナダ(トロント)に1年間ワーホリをしました。その後、1年間日本で会社員として働いたのち、ビジタービザで再度カナダに渡航しました。
1年以上カナダで生活をしていると、もちろん文化の違いが沢山あって、頻繁にカルチャーショックを受けます。
今回は僕の体験談をもとに、実際に僕が本当にびっくりした「これは日本では見ることがないなぁ」と感じたことを厳選してみました。
公衆トイレは隙間だらけ
上の画像を見て頂いても分かる通り、上と下にこれでもかというくらいの空間があり、中が見えてしまうのではないかというくらいですよね?
はい、中が見えます。もちろん中の人の足は丸見えです。
またドアの左右にも微妙な隙間があるのが分かりますでしょうか?
日本では個室トイレは完全に個室化されているところがほとんどで、ドアの上下に少し空間はあったとしても左右に隙間があることなんてないかと思います。
なので僕は最初慣れるまでにかなり時間がかかりました。
自分が中にいるときに外の人と目が合ってしまうことなんかもしばしば。
ただこれには理由があり、犯罪を防止する効果があると言われいます。商品を盗んだり、中でカツアゲをしたりと言った犯罪が多発した為、このようになったのだとか。
宗教、賃金、給料の話をするのはNG
このような話は日本でするのも少しNGとされていますか、カナダではそれ以上にNGです。
カナダは多国籍文化になるので、様々な国から沢山の人が訪れ、また移住しています。
人によっては崇拝している宗教がありそれを少しでも指摘するようなことを言ってしまうと大問題になることがあります。
また、賃金や給料の話はカナダでは最大級に失礼な話題です。
僕的に、恋人間で相手が大丈夫なのであれば特に問題ないかと思うのですが、知り合いや友達、ましてや初対面の人にそのような話をすると、とんでもなく失礼な人になってしまいますので注意しましょう。
ちなみに僕の彼氏(カナダ人)は聞いていないにも関わらず、ためらいなく自分の給料や貯金額がいくらあるのか言ってきました。
えぇぇぇぇ。その話題ってダメなんじゃないの?
もちろん、友達や初対面の人には失礼だけど、恋人間では話し合うことは重要だよ。将来を考えているならね。
おそらく、外国人の恋人がこのような話をしてくる時は、真剣にあなたとの将来の関係を考えているのかもしれないですね。
くしゃみは自分の服にする
日本人はよく鼻と口を手で覆ってくしゃみをしますよね?
それカナダでは嫌がられます。
ティッシュがあればOKです。でも素手で鼻と口を覆ってくしゃみをすると、ウイルスが完全に手のひらについてしまいます。
そのままその手でドアノブなどに触れてしまうと、ウイルスが蔓延してしましますよね?カナダではそう言った考えが強いです。
なので、できればこのように自分の腕や肩の辺りをめがけて服の上にくしゃみをしましょう。
僕もカナダに渡航して数日でこの文化を知り、それからずっとこの形でくしゃみをしているので日本に帰ってきてからもずっとこれです。
よくよく考えればこの仕方の方が断然清潔ですよね。
また、くしゃみをした人を見かけたら…
Bless you(ブレスユー)
と言ってあげましょう。
意味は「神のご加護を」なのですが、これはくしゃみをしている間に魂が抜けるという迷信があり、「お大事に」や「魂を戻して」と言った意味が込められています。
僕も公共の場で何度もくしゃみをしたことがありますが、大抵の場合、知らない人でも「Bless you」と言ってくれます。
言われた際は「Thank you(ありがとう)」と返事すればOKです。
常にレディーファーストを心がける
特に感じるのが、エレベーターに乗るときやビルに入る際のドアの開け閉めです。
ドアを開ける前に少し前後を気にして、次に入ってくる人や出る人がいないが確認しましょう。
もしそこに人がいれば、まずはその人の為にドアを開ける。もしくは自分が先に入ったなら次の人のためにドアを開けておいてあげましょう。
先に入って欲しい場合は…
After you (お先にどうぞ)
というのがスマートです。
レディーファーストと言いましたが、僕は全ての人に対してするべきだと思っています。それに女性が男性にしてくれる時もあります。
つまり、誰に対しても思いやりを持って。ということですね。
ホームレスがお金をくれと言ってくる
カナダでホームレスの方を見ると、日本のホームレスの方は本当に大人しいな。というのが僕の本音です。
これは僕の実体験ですが、カナダについて数日後いつも通りに地下鉄に乗っていました。
そうすると遠くの方から大声を出して近づいてくるホームレスの方がいました。しかも、その方がだんだん僕の方に近づいてくるのです。
僕は恐怖で、視線をそらし見ていないふりをしましたが、時すでに遅し。僕の目の前にまでやってきて…
Change Please」(小銭をくれないか)
と言って、手を差し伸べてきたのです。
日本でいたらそんな体験することってまずないと思います。
僕は当時27歳だったのですがそんな体験をしたことはありませんでした。
なので「No」と言ってみたもの、初めての時は暴力を振るわれるのではないか。と体が震えたのを覚えています。
またお店の前に座り込んで、そのお店に出入りをする人、一人一人に「Change Please」と言っているホームレスの方もいます。
なのでこれは本当に日本にはない文化だなと感じました。
お店のスタッフがカウンターでご飯を食べる
これ日本ではありえない光景ですよね。でも本当なんです。
フードコートやお土産やさんのスタッフ、また携帯会社で受付をしているスタッフですらお客さんの目の前で携帯をいじったり昼食をとったりしてるんです。
ただ、これカナダでは普通です。もちろんそれに対してクレームをいう人なんて誰一人いません。
自分が接客していないのであれば別に問題ないですよね?
という考えですね。
僕はこれを最初に見たとき正直、なんて素晴らしい労働環境なんだって思いました。
日本でこんなことをしようものなら、かなり怒られますよね。
僕はカナダに行くまで日本の企業でしか働いたことがありませんでした。
なのでそれが僕の中では普通で、お客様の目の前で携帯をいじったりご飯を食べ出すなんてありえない光景でした。
マリファナ(大麻)は合法です
カナダでは長く違法とされてきた大麻の所持や使用が、2018年10月17日よりカナダ全土で医療用の大麻だけでなく、娯楽用の大麻の所持が合法となりました。
国全土で大麻を合法化するのは、ウルグアイに次いで世界で2カ国目です。先進7ヵ国(G7)では初になります。
まぁ正直なところ合法化される以前でも、娯楽用として大麻を楽しむ人はかなりました。
僕がカナダに渡航して3日目でマリファナの匂いを覚えたというくらい、街中のいたるところでマリファナを吸っている人、この人マリファナ吸ってきたんだろうなって方を見かけます。
日本で「マリファナを吸っている」「マリファナの匂いがした」なんて言ってしますと一大事ですよね。それくらいカナダではマリファナが普通のことです。
よくマリファナはどんな匂いですか?と質問を受けるのですが、これは説明できないですね。ただアメリカやカナダに行けば100%経験できると思います。
自分が実際にやるわけじゃなくて、匂いを嗅げる。という意味で…。笑
【まとめ】文化の違いは必ず調べておきましょう
訪れたことのない国に行く前は、その国の文化について少し調べておきましょう。
また実際にその国を訪れると、日本とは本当に違った文化を体験することができます。それを体験ことによって自分の考え方は100%変わると断言できます。
なので、より多くの国に訪れ色んな人種の方とコミュニケーションをとることによって、自分の世界観を広げていきましょう。
下記にはカナダと日本の「レストラン」での文化の違いを書きました。ぜひご覧下さい。