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同性カップルが子供を授かれないのは嘘!?【実はこんな方法がある】

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こんにちは、モア像(@two_2_more)です。

僕は普段LGBT系YouTuberとして「Moa and More」というチャンネルで動画を配信しています。

主に同性愛をテーマにしたトピックや、彼氏との日常生活などを動画にしてアップしており、子供についても同性愛者なりの意見を述べるときがあるのですが…

視聴者

将来どうするの?子供が欲しくても同性カップルだったら無理だし、少子高齢化がますます進むじゃん!

などと言われることも少なくありません。

ただ、皆さんよく勘違いしがちなことですが「同性愛者 = 子供が授かれない」というわけではありません。

同性愛者の方ですら子供を授かることはできないと考えている方もいるほどです。

もちろん同性カップルが子供を授かることは難しいです。

ただ、不可能なことではありません。

しかも、海外では「ふたりの母親を持つ子ども」や「ふたりの父親を持つ子ども」が沢山いることはご存知ですか?

そこで今回は、同性カップルでも子供を授かることができる方法をご紹介します。

同性カップルが子供を授かれないのは嘘!?【実はこんな方法がある】

養子縁組(アダプション)

2017年5月、大阪市では同性カップルが里親として認定されたという事例があります。

また、イギリスでは「12組に1組の養子縁組が同性カップル」という統計も出ているほど、現在では同性カップルにとって有名な子供の授かり方となっています。

異性愛者

同性愛者が子供をさずかることは良くない。子供の将来を考えると可哀想。

といった声も多く、自由民主党の平さわ勝栄議員が「LGBTが増えれば国は潰れる」と発言していました。

モア像

しかし、それは全くの誤解と間違った知識です。

同性カップルとして子どもを持つ家庭が増えたことで、社会的擁護が必要な子ども達が沢山救われており、実際子供たちも幼い頃から同性愛者が自分の周りにいる環境で育つので、偏見も少なくなります。

また、養子縁組には「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の2種類があります。

普通養子縁組

普通養子縁組とは?

実の親との親子関係を継続したまま、養親と新たな親子関係を生じさせる養子縁組のこと。

つまり、養親との間に法律上の親子関係が成立しますが、実の親との親子関係が解消されるわけではないので、普通養子縁組で養子になった人は2組の親を持つことになります。

なので普通養子縁組では、実親との親子関係が残るので、実親からも財産を相続できたり、養親だけで十分に扶養できない事態になった場合には、実親からも扶養を受けることができたりと、養子になる人にとってメリットとなり得る点が多くなります。

特別養子縁組

特別養子縁組とは?

実の親との親子関係を断ち切って、養親と新たな親子関係を生じさせる養子縁組のこと。

つまり、普通養子縁組の場合と違い、実の親との親子関係が無くなり、養親のみが法律上の親となる制度です。

特別養子縁組で養子になった人は、実親の財産を相続する権利や、扶養を受ける権利は無くなりますが、養親の財産を相続することはできます。

このように、特別養子縁組は、実親との親子関係を完全に断絶するという制度です。

実親との親子関係を完全に断絶させた方が良いケースとしては、実親が「まったく育てる気がない」「虐待している」など経済的に極めて困難で育てようがないというようなケースがありえます。

精子提供(ドナー・インセミネーション)

これはその名の通り、男性が女性に精子を提供し、人工授精により妊娠し子供を授かる方法です。

ただ、手続きを取らなければ親権は得られないので、日本では男性の場合、親になる方法というよりかは、遺伝子を残す方法と言えるかもしれないです。

レズビアンの方にとっては提供を受ける側として身近に感じられる方法でしょう。

また、この人工授精にも「AHI(配偶者間人工授精)」と「AID(非配偶者間人工授精)」の2種類があります。

AHI(配偶者感人工授精)

AHI(配偶者感人工授精)とは?

夫の精子を使って行う人工授精のこと。

AID(非配偶者間人工授精)

AID(非配偶者間人工授精)とは?

第三者の精子使って行う人工授精のこと。

女性同士のカップルの場合や、どちらかがトランスジェンダーなどの場合はAID(非配偶者間人工授精)で精子提供を受け、子どもを授かる方法があります。

女性の体で生まれ男性の心を持つトランスジェンダーの杉山文野さん(@fumino810)は、友人から精子提供を受けたパートナーが妊娠・出産し、一緒に子供を育てています。

https://www.instagram.com/p/BtFL8cBDgRj/?utm_source=ig_web_copy_link

日本の法律が整っていないため、戸籍上はパートナーがシングルマザーという形になるそうですが、一緒に子育てをすることを決めています。

シングルマザーやシングルファザー、祖父母に育てられている子ども、里親や養子、LGBTの親を持つ子ども。など家族のあり方は本当に様々です。

体外受精

体外受精とは?

受精そのものを体の外で行い順調に受精・分割した胚を子宮内に移植する方法。

また、顕微受精も同じく体外で行う受精ですが、分かりやすく説明すると下記の違いになります。

体外受精

卵子に精子をふりかけて自然に受精させる方法。

顕微授精

卵子に精子を直接注入し受精させる方法。

代理出産(サロガシー)

第三者の子宮内で子供を育ててもらい産んでもらう方法のことで、海外ではサロガシー(surrogacy)と呼ばれています。

当事者の依頼を受けて妊娠・出産を代行した第三者を代理母と言います。

男性同士のゲイカップルで子どもが欲しい場合など、代理出産が用いられることが多々あります。

下記はモア像も大好きなスウェーデン在住の同性夫夫で、代理母出産を通して子どもを授かり、男性同士の親として子育てをしている夫夫です。

https://www.instagram.com/p/BxHH1MLgSL7/?utm_source=ig_web_copy_link

国内では、代理母は例え異性間であっても法的に禁止されているわけではありませんが、法整備が進んでおらず、無事に生まれたとしても実事として認められないという場合もあり、代理母に関する問題は沢山あります。

その一方、同性婚ができるアメリカやカナダ、スウェーデンなどの国では代理出産を選択する同性カップルが多いです。

もちろん、親権や養育権もふたりに与えられます。

共同教育(コー・ペアレンツ)

パートナーや自分自身に子供がいる場合、一緒に育てていくことができます。

パートナーもしくはご自身に連れ子がいる場合、これは生命来の男女間と同様に、パートナーと異性関係であれば、籍を入れることによって親になることが可能なので、法律上は何の問題もありません。

相手が同性パートナーであれば、現在の日本では結婚が認められていないため、法律上は親として認められることはありませんが、一緒に暮らして育てるという面では違法ではありません。

なので、実質的な形としては子どもは母子(父子)家庭という形になります。

【まとめ】まずは同性カップルが子供を授かる方法があることを知ろう

この記事では「同性カップルが子供を授かる方法」についてご紹介をしました。

同性カップルとして子どもを持つことを考えている方は、参考までにしていただければと思います。

LGBT当事者でなくても、実は皆さんの周りにもLGBTファミリーがいるということ知って頂ければ幸いです。

また、同性カップルが子供を持つことに対して、日本ではマイナスなイメージが持たれがちですが、僕が日本社会に感じることは「子どもの命」そのものを、もっと社会で守っていける環境を整えていかなければいけないということです。