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仮想通貨を始めたいけど、できるだけリスクを減らす方法はないのかな?
仮想通貨は価格の変動が激しいため、買うべきタイミングがなかなか掴めず、特に取引を始めたばかりの頃は、リスクを恐れてなかなか手が出せないことが多いです。
安いときに買えばいいのは分かっているけど、大きな金額を投資するのはリスクがあると感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、仮想通貨を買う際のリスクを減らす方法をご紹介します。
目次
仮想通貨を買う際のリスクを減らす方法
分散投資
まずは、仮想通貨で基本となるのが「分散投資」です。
昔から投資の世界では「卵は1つのカゴに盛るな」という格言が語り継がれています。
その理由は、1つのカゴに全ての卵を入れて保管をしていると、カゴを落としたときにすべて割れてしまい、使い物にならなくなってしまうからです。
しかし、卵を複数のカゴで保管していれば、1つのカゴを落としても他のカゴが無事ならば、そこまで損失は大きくならないという意味合いがあります。
つまり、幅広く投資を分散させれば、それだけリスクが抑えられるということか!
仮想通貨の取引でも同じように、1種類の仮想通貨に絞って投資するのではなく、複数種類の暗号資産を購入する投資方法が進められています。
なるべく特徴の違う仮想通貨に分散投資をし、リスクを分散させるようにしておきましょう。
ガチホ
ガチホとは、「ガチでホールドする」の略で、購入した仮想通貨を長期的に保有する投資スタイルのことです。
ガチホすることでも、様々なリスクを減らすことができます。
<ガチホするメリット>
値動きを細かく気にしなくて良い
短期トレードをする場合は、少ない値動きで利益を取る必要があるため、かなりの知識と経験が必要になり、常にチャートを見ていなくてはいけません。
しかし、ガチホなら通貨を所有し、将来徐々に価値が上がっていくことを期待すれば良いだけなので、細かい相場を気にする必要がありません。
確かに!それだと精神的なリスクは少ないよね。
課税回数が少ない
仮想通貨は買ったときには税金は発生せず、売ったときや、他の仮想通貨に変えたときに税金が発生します。
つまり、たとえ含み益が出ていたとしても、売却しない限りは税金が発生しません。
逆を言えば、何度も売ったり買ったりを繰り返すと、その都度課税対象となり、計算も複雑になっていきます。
なので、少額を投資している間は積み立てるという形でガチホして、将来的にある程度利益が出たときに現金化する方が、ムダな税金を払わなくて済みます。
ガチホについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。
>> 仮想通貨のガチホが最強な理由とは?デメリットや税金についても解説
現物取引
「現物取引」とは、仮想通貨を実際に購入したり売却したりすることです。
例えば、1ビットコインを100万円で買って、来年200万円になったら100万円の利益ですし、30万円に値下がりしたら70万円の損失です。
このように一般的な取引をイメージすれば大丈夫です。
現物取引のメリットは、「最悪でも投資した金額しか損をしないこと」や「仮想通貨を購入する際の計算が楽なこと」などが上げられます。
つまり10万円分の仮想通貨を買ったとしたら、最悪その10万円分しか損をしないということだね。
その通りです。
現物取引では、投資した金額以上に損をすることはないのです。
なので、少額ずつ分散投資すればさらにリスクを抑えることができます。
積立投資
あらかじめ決めておいた額の仮想通貨を、毎月買い足していく投資方法のことを「積立投資」と言います。
仮想通貨において、積立投資をするメリットは大きく分けて3つです。
暴落した時のリスクヘッジ
価格の変動が大きい傾向にあるのが仮想通貨です。
通常の取引のように、ある瞬間に資産を集中させて購入するよりも、分散させるほうが安定した成果を望むことができます。
積立投資は長期間にわたって少しずつ買い増していくスタイルのため、価格変動のリスクを減らすことができるのです。
少額から始められる
もし1ビットコインが100万円なら、はじめから100万円が必要だと思うかもしれません。
しかし、実際取引所によっては、500円や1,000円という少額から投資を始めることができます。
そのため、投資資金が少ない人や、お試し感覚で投資を始めたい人にはおすすめの運用方法です。
ほったらかしで投資ができる
積立投資の場合、毎月決まった金額で買い付けをします。
そのため、最初に設定さえ済ませておけば、あとは自動で投資してくれるため、口座にお金を入れてさえおけば何もする必要はありません。
つまり、ほったらかしで運用が可能なのです。
投資を行うとなると、取引に関してたくさんの情報収集が必要となったり、常に画面に張り付いていないといけないというイメージがあるかもしれません。
しかし、積み立て投資ではそういったことは一切不要です。
また、こういった毎月一定額を積み立てていく投資方法は「ドルコスト平均法」とも言われています。
ドルコスト平均法
仮想通貨取引では、値下がりしたときにまとめて購入し、値上がりしたときにまとめて売却するのが一般的な取引方法ですが、それを見極めるのは至難の業です。
それに対し、「ドルコスト平均法」では一定期間、一定額を継続的に購入する方法のことで、定額購入方法とも言われています。
上記図のように、価格が下がっている時に多く購入し、上がっている時は少ない数量を購入するので、結果的に平均取得単価を平準化できるのです。
つまり、値段が高いときに高額を投資してしまった!とか、安いときを逃してしまった!ってことが少なくなるのか。
購入のタイミングが分からなかったり、取引に時間を割きたくない方には便利なサービスです。
どこの取引所で「ドルコスト平均法」が使えるの?
コインチェック (Coincheck)なら、ドルコスト平均法を用いた積立サービス「Coincheckつみたて」が利用できます。
下記の記事で、設定方法を詳しくご紹介していますので、検討中の方はどうぞ。
>> コインチェックで月1万円の積立投資を始める方法【たった3ステップ】
低リスク投資におすすめの仮想通貨取引所
もし、あなたが仮想通貨初心者で、低リスクで仮想通貨を始めたい場合は、下記金融庁登録済みの取引所がおすすめです。
コインチェック(Coincheck)
低リスク投資で一番おすすめの取引所は、コインチェック(Coincheck)です。
<コインチェックが選ばれる理由>
- 17種類もの仮想通貨取引ができるので、1つの取引所で分散投資がしやすい
- ドルコスト平均法による積み立てが可能
- 国内最多の15銘柄で積立投資が可能
- 一部上場企業「マネックスグループ」を親会社に持っているのでセキュリティ面でも安心
特に積立投資をしたい方には、コインチェックの「Coincheckつみたて」が最適です。
毎月の積立金額は1万円~100万円までの範囲で、1,000円単位で金額を設定できます。
さらに、手数料も無料で銀行口座から自動的に引き落とされ、購入まで全て自動で運用してくれます。
また、「貸仮想通貨」では取り扱っている全仮想通貨に対応しており、1万円相当から貸し出しすることができます。
返還時には最大年率5%を貸し出した仮想通貨で受け取ることができるので、銀行にお金を預けるより数倍資産が増える可能性があります。
ビットフライヤー(bitFlyer)
日本の主要メガバンクから出資を受けている、国内でも有数の仮想通貨取引所がビットフライヤー(bitFlyer)です。
<ビットフライヤーが選ばれる理由>
- ビットコイン取引量が国内No.1
- 13銘柄で積立投資が可能
- 日本の主要メガバンクから出資を受けている
- bitFlyerクレカの使用でビットコインが貰える
現物取引以外に証拠金取引や先物取引といったサービスを提供しており、差金決済/先物取引を含むビットコイン取引量は国内No.1です。
また、通貨・購入頻度・1回あたりの積立金額を設定し、自動的に仮想通貨投資を行えるサービス「かんたん積立」が利用でき、ビットフライヤーの販売所が取り扱っている13種類の通貨で積立投資が可能です。
その他に、ビットフライヤーではビットコインが貰えるクレジットカード(bitFlyerクレカ)が発行でき、このカードを使えば使うほどビットコインが貯まっていきます。
もらったビットコインはビットフライヤーの口座に自動で貯まるので、有効期限などもありません。
日々の支払いをこのカードに変えるだけでどんどんビットコインが貯まる、今までにないお得すぎるカードです。
【まとめ】まずは少額から始めよう
今回は、仮想通貨を買う際のリスクを減らす方法をご紹介しました。
・分散投資
・ガチホ
・現物取引
・積立投資
・ドルコスト平均法
数万円単位での投資が怖いという方は、まずは数千円単位から、数千円単位での投資が怖いという方は、数百円からでも投資が可能です。
少額でも一度始めてみると、こんなに簡単なんだということが分かり、仮想通貨の理解へも繋がっていきます。
先ほどご紹介した金融庁登録済みの取引所では、500円や1,000円と少額から仮想通貨を始められます。
各コインの値段が安い今のうちに少額からでも保有し、数年後には爆益を得れるように準備しておきましょう。